減らしながらやめていく煙草

煙草をやめるなら、段階を踏んでゆっくりと絶っていきましょう。突然煙草を絶つと、大体の場合は失敗に終わります。深海から浮上していくダイバーのように、煙草のない生活にゆっくりと自分をなじませていきましょう。

煙草は、いきなりすぱっと絶てるものではありません。頭や体がニコチンやタールを求めている状態でいきなりその供給を断絶すれば、ひどい禁断症状に襲われることになります。努めてゆっくりと、かつ穏やかに煙草の本数とタールの量を減らしていきましょう。

本数を減らすためのコツ

煙草の数を減らすのは、そこまで難しいことではありません。3つの方法があるので、順番に紹介しましょう。まずは、「10秒ルール」です。煙草を吸いたくなったら、くわえる前に10秒、じっと目を閉じて我慢する…。この方法で、喫煙欲が去る人もいます。本当に吸いたいときだけに吸えば、「ヒマ煙草」の本数は減り、禁煙も近づいてきます。

2つめの方法は、煙草の他に別の嗜好品を口にする、というものです。たとえば会社で1時間ごとに煙草を吸いに外に出る人は、そのループのうち2回に1回は煙草をガムや飴に変えてみましょう。脳は疲れると、甘いものを欲すると言われています。本当に集中した後にはガムや飴の方が効く、と体が理解すれば、煙草の本数は自然と減っていくでしょう。

3つめは、少々せこい方法ではありますが、ロングの煙草を2回に分けて吸う、という方法です。吸いさしの煙草をまた吸うのは、みじめったらしいものです。「俺は何をやっているんだ…」と煙草を吸っている自分が嫌になれば、卒煙はもうすぐそこに見えています。

減らしながら、減らす

タールの量を減らしていくときは、上のような「本数を減らす努力」と並行して行っていくと良いでしょう。吸うタイミングは同じでいきなり軽い煙草に変えても、スカスカとした吸い心地が不満に思えて、結局2本、3本と吸ってしまうはずです。「本数を減らしながら、タールの量を減らす」という方法が、一見辛いことに思えて、その実もっとも合理的です。

これまで何度も禁煙に挫折してきた人たちも、きっと少なくないでしょう。その失敗の理由は、大体が「いきなりやめる」という手段を取ったからです。ダイバーは、海の深みから水面へと戻っていくときに、酸素の量を考えながらゆっくりと浮上してきます。禁煙も同じことです。ゆっくりと、ゆっくりと進めていかなければ、成功はありえません。

お医者さんと一緒に禁煙する

2008年に登場したファイザー株式会社のチャンピックスを使用した禁煙方法。12週間で5回の診察と制限はあるものの健康保険適用にて処方が受けられるのをご存じでしょうか? 朝夕食後に1日2回服用するのですが服用初日からピタッとタバコを止めるという治療方法ではなく徐々に減らしていくので、そんなに辛い思いをせずに禁煙できるようです。


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