借金を明らかにしてみましょう

ギャンブルの借金の総額を明らかにしていますか? 依存症の人の多くが、借金をちゃんと見つめることから目を背けているため、実際の金額よりも小さく見積もっているものです。「だいたい100万円くらいだろう」と思っているなら、150万円から200万円ある可能性もあります。まず手始めに、借金の総額を明らかにしてみましょう。

クレジットカードだけが借金ではありません

負債というのはカードで借りた金額だけではありません。クレジットカードや消費者金融の残金をまずは書き出してみましょう。キャッシングだけでなく、分割で購入した品物に関わるクレジットの残額も調べてください。友人から借りているお金はありませんか? 会社で立て替えてもらっているものだとか、車検などのお金をまだ支払っていないとか、未払金も全て「借金」として明らかにしてみましょう。

これから近い将来のうちに、支払うべきお金の総額です。車検費用などはまだ支払期日が到来していないとは言え、払えないのですから、またクレジットなどで用立てしなければならないお金です。借金同然に考えるべきでしょう。

返済計画を立てましょう

誰かが肩代わりしてくれるなどという甘いことを考えても無駄です。自分ですべて返済する前提で返済計画を立てていきます。もともと「自分で返せる範囲」と考えて作った借金ですので、返すしかありません。弁護士や司法書士の力を借りて返済計画を立てるのもひとつの方法です。第三者が入れば感情的にならずに、合理的に冷静に現実的なプランを立てることができます。

借金返済プランを人に相談することは恥ずかしいことですが、このまま放っておけばもっと恥ずかしいことになってしまいます。自分自身が大失敗をやらかしたのですから、多少恥ずかしい思いをするのは当然のことです。弁護士や司法書士は、あなたのような人を見慣れているので、蔑んだり奇異に感じたりすることはありません。親身に力になってくれるのが普通です。恥を感ずるのは最初だけです。すぐに「相談してよかった」と思うはずです。

弁護士などを利用することの良さは、高利の融資については金利引き下げを交渉してくれることです。違法な金利を支払っていた場合には、これまでの返済で既に元金を返済済みということになるケースもあります。現実的な返済プランが立てられたら、あとはそれを着実に実行することです。

ただし、これで解決したわけではありません。単に借金の問題にめどがついただけです。あなたの依存症が治ったわけではありませんので、すぐに「再発」する可能性が大です。実現可能なきちんとした返済計画を立てるとともに、治療やカウンセリングを続ける必要があります。

借金を返済するためには、まずは正確に借金の総額を知る必要があります。その上で、自分の力で実現可能な返済計画を立て実行に移していくことです。これは病気の治療ではなく、返済の問題を解決しているに過ぎないことを忘れてはいけません。治すためには、ちゃんと治療を受けましょう。


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