依存症からの脱出

タバコ、お酒、ギャンブルでは、一旦依存症となってしまうと自力で抜け出すことは困難です。これらはいずれも、人生をむしばみ、生活水準を悪化させ、健康を大きく損なったり、人間関係を破滅させ、孤独をもたらしたりと、悲惨な人生を送らなければならなく可能性があります。
これらに手を出すと、得られるものよりも失うものの方が圧倒的に多く、人生全体でみれば大きな負債を抱え込むものとなります。依存症となる前に手を引いた方がよいでしょう。

専門家に相談をする

実際に依存症となってしまった人の意見を聞くと、多くの人が「もしも人生がやり直せるのであれば決して手を出さないだろう」と思うなど、本心の部分ではこの習慣を持つ自分を嫌悪している場合が多いのです。

しかし、一度依存症となってしまえば、自力で抜け出すことは非常に難しいのです。依存症はガンなどと同様に、病気の一種であるということを認識しなければなりません。医療機関やカウンセラーなど、専門家に相談することが何よりも大切です。

しかし、依存症は本人が自発的に治療を受けるまでには、多くの困難を伴う場合もあります。

たとえばタバコの場合であれば、禁煙外来には自発的に通う人が多いですが、お酒の場合は、本人が強固に治療を拒む場合が大半です。

タバコは、その害について本人が誰より身をもって分かっています。また、タバコは精神面に与える影響はそれほど大きくないため、しっかりとした判断力を失うこともなく、自発的な診療も可能となります。

しかし、お酒の場合は本人よりもむしろ周囲に迷惑をかける場合が多く、さらには迷惑行為について本人は覚えていない場合も多いため、なかなか治療に結びつきません。

また、アルコール依存症の特徴として「止めようと思えばいつでも止められる」と思い込む、というものがあり、さらには「自分は依存症ではない」と頑なに言い張る傾向も強くなります。これは症状が進めば進むほど強い信念となってしまい、周囲が何を言っても耳に入ることはないのです。

しかし、依存症となった場合は、本人がどう思っていようと、決して自力で止めることはできません。早期のうちに周囲の者が騙してでも病院に連れて行かなければ、やがては酒で人生を破滅させ、命を落とすことになるでしょう。

意志の力では抜け出せません

ギャンブルは、その行為自体には生命の危険はないとしても、借金がかさむなどして生活が困難となり、食べるのにも困るようになれば、体を壊すことになります。

俗に「坂道を転げ落ちるように」などと言われるように、ギャンブル依存症は症状が進行すれば加速度を増し、悪化し続けるという特徴があります。

スピードが増せば、自力でストップさせるのは難しくなり、まっしぐらに人生の破滅へと向かうこととなります。
加速が増す前に、誰かの力を借りなくては止めるのは難しくなります。できるだけ早く、第三者の手を借りる必要があります。

一生続く治療

一度依存症となってしまったら、一生治療は継続するものと考える必要があります。酒、タバコ、ギャンブルなど、いずれのものも、二度と手を出さないということでしか治すことはできません。

依存症を克服するためには、専門機関で相談し、同じ症状を持つ仲間とともに頑張るといった工夫をすることが大切です。


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