配偶者が信じられなくなったけどどうすればいいのか?

依存症という病気は、本人が自覚しない限り治りません。それなのに、「もう二度としないから」という本人の反省したかのような言葉を真に受けて、しばらくすると裏切られてしまうのです。裏切られたと感じること自体は当然の反応ですが、「反省」や「約束」で病気が治ると思ってしまったことが間違いです。

「裏切られた」と感じて悩み、うつ的な状態に落ち込んでしまう人もいます。女性の場合ヒステリックになったり、男性の場合にはcになって性生活ができなくなることもあるでしょう。配偶者が自分の病気を治そうとする家庭においては夫・妻は協力することができますが、それ以外の場面では、自分自身の心の健康を守ることを考えなければなりません。

ギャンブル依存症の配偶者がいるときには、主語を自分にして考える

妻や夫には配偶者の病気を治すことはできません。依存症は単なる癖や行動習慣とは違います。病気なのですから、自分で念じただけで治せるはずがないのです。それなのに、「二度としない」と約束した途端に治ると考えてしまう人がほとんどです。病気の治療のために協力することはできても、病気そのものを治すことはできないのですから、配偶者としてすべきことは、自分の心の健康に気を遣うことです。

「夫のために」「子どもたちのために」とがんばりすぎると、自分自身の精神を追い詰めてしまう結果となります。妻がパチンコ依存症になったことを気にするあまり、夫が勃起できなくなることもあるのです。EDになっては夫婦生活にも支障をきたし、ますます関係が悪くなってしまいます。「夫のせいで」「妻のせいで」と考えるのをやめて、「私はこう考える」「私はこうしたい」と自分を主語にして考えるようにすると、ストレスを軽くすることができます。

配偶者が治療のための行動をためらうようなら、「いついつまでにこうして欲しい」という要求をつきつけてもよいのです。そうして、自分自身の楽しみのために自分の時間を使うことに集中しましょう。

ギャンブルをやめない配偶者とは離婚すべきか?

なかなか配偶者がギャンブルをやめない場合、経済的にも厳しくなるでしょう。そうしたときに、離婚をすべきかどうか迷う人もいます。そうしたときに、「離婚しない方が、相手が立ちなおりやすい」「離婚したら相手はもっと悲惨なことになるかも知れない」「子供のために、いつか自力で立ち直るはず」と考えるのは間違っています。

離婚するしないと本人が立ちなおるのとはほとんど関係がありません。離婚した後も、一文無しになるまでギャンブルをし続ける人もいます。相手が立ちなおるかどうかは「あなた次第」ではないのです。離婚するかどうかは、自分自身のためだけを考えて決断すればよいでしょう。

依存症は本人の自覚と治療の意思がなければ治すことはできません。配偶者は相手のためにではなく自分のためにどう生きるのがいいのかを考えるべきです。


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