足、耳、口を治しましょう!

ギャンブルに依存している人は、まずは自分が依存症であることをきちんと受け入れなければなりません。「自分はそれほど重症ではない」「多少やりすぎた感はあるが、病気というほどではない」「本当に病気かと言われれば、迷っている」など、人それぞれの受け止め方があるでしょう。

いずれの場合でも、ギャンブルによって生活に支障をきたしていることは間違いないのですから、まずは治療とグループカウンセリングを受けてみましょう。

まずは半信半疑で構わないのでカウンセリングに通ってみましょう

カウンセリングは一度通えばすぐに「治る」というものではありません。時間をかけてはまってしまった依存症なのですから、治すにも時間がかかります。ドラッグやアルコール依存の人が立ち直るのに時間がかかるのと同じです。自分は病気かどうかわからないという人もまずは10回通うと決めてください。

自分の症状を理解するために、インターネットなどで調べてもいいですし、専門医に相談しなおすのもよいでしょう。どうしても自分が病気だと信じられないのであれば、徹底的にギャンブルをやってみてください。そして、コントロールできるかどうか試してみてください。

歯医者に通うのと同じだと考えて足を運べば、足も耳も口も回復してくる

虫歯は放っておいても治りませんし、何度も通わなければなりません。依存症のカウンセリングも同じです。まずは「足」を使ってグループカウンセリングの会場に行くことが大切です。足を運ぶ習慣ができれば、気持ちが良くなるものです。ギャンブルの帰りとは真逆の清々しい気分を感じられるはずです。

グループの場に通えば、人の話を聞くことになります。最初は人の話を聞いているだけでいいのです。そのうち、それが心にしみじみとしみてくるようになります。「耳」が回復して人の話に耳を傾けられるようになるのです。同じような症状を抱える人たちの話は、かっこいいものは一つもありません。ひどい話ばかりです。でも感情はあなたと共通するものばかり。

ですので、次第に「自分にもこんなことがありました」と話せるようになります。「口」が回復するのです。これまで、家族にもウソをつき、会社ではかっこつけをし、ときには自分自身にすらウソをついてきた自分について、言い訳せずに話をすることができるようになります。かっこつけの必要も見栄を張ったり体裁を整えたりする必要はありません。

休日に、パチンコ屋に行くのもよし、ミーティングルームに行くのもよし、どちらに通ってもあなたの人生です。パチンコ屋に足を運べば、この先もずっと問題を抱えて生きていきたいということですし、ミーティングに行けば、幸せを取り戻したいということです。あなたは地獄と天国とではどっちが好きですか?

依存症からの脱出には、まずはグループカウンセリングの場に足繁く通うことです。そこで、自分の足を、耳を、口を回復して、心を取り戻していくのです。


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