酒、煙草、ギャンブルを絶つ術

瞑想、トレーニングは脳の薬

とあるギャンブル依存の人の話を聞いたことがあります。ホームレスをしているその人は、元は東大卒の銀行マン。しかし、パチンコ、競馬、競艇にハマり、人生のすべてを失ってしまったのです。

≪くるった歯車≫

この話はあくまで実話を基にしたフィクションなのですが、仮にKさんとしましょう。
Kさんは東大を卒業し大手銀行で勤務していました。30歳過ぎに結婚し、家庭も円満。中間管理職となり、出世も順調でした。

ある日、部下のミスを上司に叱責されたKさんは、むしゃくしゃした気持ちをはらすために、パチンコ屋に入りました。学生の頃、少ししただけだったのですが、その日は大勝してなんと10万円もうかったのです。そこから、Kさんの毎日は変わってしまいました。会社帰りは必ずパチンコ屋に寄り、閉店までパチンコをする。気づいたら借金が300万円できていました。

その頃には、競馬、競艇にまで手を出していて、借金の額はどんどん膨らんでいきました。そしてとうとう、家と土地を抵当に入れてお金を借りてしまったのです。しかし、借金が返せる日は来ませんでした。家と土地は借金のカタに取られ、妻と子供は去っていきました。親類、友人も去り、仕事への意欲を失ったKさんは、仕事を辞めてしまいました。もちろん、退職金などは借金で消えてしまい、Kさんは債権者から隠れるために路上で生活するようになったそうです。路上生活をして5年。雑誌や空き缶を拾ってわずかなお金を得て生活しているそうです。やっと今になって、ギャンブル依存に対する取り組みを始め、福祉の支援を受けて立ち直ってきています。しかし、仕事や妻子、お金や友人など、二度と取り戻すことはできません。Kさんは「自分のような人生を送ってほしくない」ということから、依存症の人達に体験談を話しているようです。

さて、このような状態になる前に、まずはギャンブルにハマらない方法はないものでしょうか?

≪頭をクリーンアップする≫

ストレスをギャンブルで解消するのではなく、瞑想で気持ちを整理する方法があります。方法は簡単。イスに座ってできます。イスに座った状態で体をリラックスします。ヒザの上に手を置いて部屋を暗くします。ヒーリング音楽をうすく流して目を閉じます。20分、大きく鼻から息を吸い、口から吐きだします。それを繰り返します。20分をはかるためにタイマーをかけておくといいでしょう。これを寝る前に行うのです。脳内ホルモンのバランスが整えられて、気持ちがスッキリするはずです。また入眠効果もあります。一日ごとに気持ちをリフレッシュできれば、ストレスをギャンブルなどで解消する必要がなくなるかもしれません。

≪ジムでトレーニングをする≫

運動をすることも、ギャンブルを絶つためには効果的です。筋トレや有酸素運動をすることにより、成長ホルモンが分泌されます。これが心身のストレスを解消してくれる作用があるのです。コツは、自宅近くのジムの会員になること。会社から帰って気軽に行けることがポイントです。また、ジムにはダイエットのため30代、40代のきれいな女性が多く居ます。新たな出会いがあるかもしれません。

瞑想も、トレーニングも脳内を整理し、きれいにしてくれるいわば「薬」のようなものです。最初はめんどうと思われるかもしれません。しかし、習慣となったときに、きっと、あなたの人生はとても楽しい、輝いたものになっているでしょう。くじけそうなときには、Kさんの体験談を思い出してください。