依存症にならないための予防法はありますか?

アルコール依存、薬物依存なども含め、あらゆる「依存症」の原因は「過剰」です。乱用し過ぎること、やり過ぎることによって問題が生じます。薬物にしろギャンブルにしろ、そのものに特別な魅力があるためはまりやすくなるものです。嫌いなものの「依存症」になることはありません。例えば勉強依存症というのは、まずありえないわけです。

依存症というのは自己コントロールがきかなくなった状態です。やめようとしても、自力ではやめられない。ですので、依存症の最大の予防法は「やりすぎない」ことです。では、それはどの程度でストップをかけていれば起こらないのでしょうか? その目安を明らかにしてみましょう。

やりすぎないための限界ラインは?

やり過ぎにならないための目安は以下のようなレベルです。
◇自分の自由になる小づかいの範囲内であること。1か月に数万円とすれば、それを回数で割って1日(1回)の限度額を定め、それを超えない程度で楽しむことが大切です。

◇たとえ、我を忘れて大きく負けてしまったときでも、借金をしてまでも絶対に続けないこと。依存症は負けを認めない姿勢から起こります。「まだ負けてない」「これから勝てる」と信じてしまう気持ちから、取り戻そうと深追いしてしまうのです。

財布のお金がつきてしまえば、カードのキャッシングでお金を引き出すことになりますし、クレジットカードが限度に達してしまうと、新たなカードを作ったり、消費者金融に頼ったりすることになります。最近では、大手の消費者金融が銀行の子会社になり、まるで安心できる格安のローン会社のようにみえるようになっていますが、高利の貸金業であることには変わりありません。

いさぎよく負けを認めて借金をしなければ、依存症になることはありません。その意味では、金を借りられる人だけが依存症になるとも言えるでしょう。

依存症になりかけている兆候は?

依存症になりかけたころには、特徴的な行動が見られます。休日の遊びやストレスの発散方法が次第に減っていきます。ゴルフをしたり、本を読んだり、レジャー施設に遊びに行ったりということをしなくなり、特定のギャンブルばかりをするようになります。

仕事が終わればまっすぐ家に帰ってきていた人が、夜遅くまでパチンコをしてから帰るようになったりもします。時間の使い方がかわり、お金の使い方も変わります。頭の中がギャンブルのことでいっぱいになってしまうので、家族とのコミュニケーションも減ります。夫婦生活よりもギャンブルの方が大切になるため、セックスの回数がへり、EDになる人もいます。

依存症にならないためには、一定の自制ラインを決めてそれを守ることです。何故ギャンブルをやり続けているのか自問自答してみるとよいでしょう。自分自身でふと立ち止まり振り返ってみれば、依存になりかけているかどうか自己チェックできるはずです。家族としては、依存になりかけたときの行動変化に気をつけることも大切です。


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