ギャンブルへの欲望を絶つためには?

ギャンブルをやめたくてもやめられない。この状態は、すでにギャンブル依存症になっている可能性があります。そもそも、ギャンブル依存症はどのようにしてなるのでしょうか?

行動が制御できなくなるワケ

よくありませんか?一度「ギャンブルをやりたい」という考えが浮かぶと、やるまでその思いを消せなくなる。もしくは、一度そう思うとその場は我慢できても、少し時間やお金のゆとりがあると、待ち構えていたように自然に足が向いてしまう。これは、行動が自動化されているからです。もしくは、制御がきかないとも言えます。まるで、本能に操られているように、気持ちとは裏腹に馬券を買っていることはありませんか?そこに、依存症のヒントがあるのです。

ギャンブルという刺激を受けると脳内報酬系が反応し、脳内に快楽物質が分泌されるのです。これは気分を高揚させ、全能感、快楽感につつまれるような感覚におそわれるのです。一度その感覚を味わうと、何度もその状態を求めるようになるのです。最終的には条件反射のようになってしまいます。無意識に足が向かうのはそのためです。この状態になると、いくら意志が強い人でもさからうことはできません。対処するためには、どうしたらいいのでしょうか?

まずは専門クリニックを受診する

お金にゆとりがなくても、まずはクリニックにつながることが重要です。万が一、お金が無い場合には、役所の福祉課が相談に乗ってくれる場合もあります。まずは専門家をつけることが大切です。できれば、配偶者や家族も一緒にいくと効果的です。依存症は関係性の病気と言われています。家族やパートナーとの関係が依存症を悪化させている場合も多いのです。医師の診察を受けて、プログラムを組んでもらいましょう。週に2日くらいミーティングやデイケアに通うことになるはずです。そうすることにより、まずは病気のメカニズム、自分の今の状態、ギャンブルをする引き金になることを学ぶことができます。つまり、自分の病気を客観的に見ることができるようになるのです。この一歩がとても大きなものになるはずです。コツは、あきらめないこと。通院中も、何度かギャンブルをしてしまうという失敗をするはずです。クリニックの方もそれは想定済み。恥ずかしいから行かないではなく、その体験をオープンにしてみましょう。「自分を責める」ことから少し開放されるかもしれません。

次に、依存症の当事者が開催している自助グループに参加してみましょう。GA(ギャンブラーズ・アノミマス)と呼ばれているものです。東京の各地や主要都市で毎週開催されています。同じ病気の人の失敗談を聞く、回復の段階を知る、勇気をもらえるはずです。または反面教師的な話を聞き、ギャンブルの歯止めになるかもしれません。知らない人ばかりで最初は尻込みしてしまいそうですが、割り切って参加してみましょう。

個人カウンセリングも効果アリ

個人のカウンセリングも効果的です。1対1なので、思う存分、話すことができます。さらに、依存症の場合、過去のトラウマが関係している場合が多々あります。そうなると、なかなか通常の診察では解消できない可能性もあります。費用はかかりますが、月1回程度ならば、試してみるのもいいでしょう。コツとしては「自分とフィーリングの合う先生を選ぶ」こと。どんなに技術のある先生でも、自分と合わない場合、効果が薄れてしまいます。カウンセリングは信頼感が大切です。遠慮せずに先生を変えることもいいでしょう。

ギャンブルを絶つための覚悟が決まれば、方法はあります。輝くあなたの人生を応援します。


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