お金を燃やしている?タバコの原価を考えてみよう

近年、タバコは値上がりの一途をたどっています。これは原材料が高騰したためでなく、タバコにかかる税金が増加し続けているためです。 では実際に、タバコの原価は幾らかかっているのでしょうか?

タバコの原価は小売り価格の15パーセント程度と考えられています。たとえば、1箱450円のタバコは、原価65円弱となり、1本当たりではわずか3円程度に過ぎません。 タバコは、価格の70パーセントが税金という、少し特殊な商品なのです。

たばこにかかる税金とは?

たばこには、国たばこ税、たばこ特別税、都道府県たばこ税、市町村たばこ税の4つの税金がかけられています。

たばこは元々、なくても生活に支障がない、いわゆる贅沢品の扱いですので、高額な税金が課せられています。公共事業の財源とするため、または巨額の債務の返済に充てるために用いられていて、税額は年々増加の一途をたどっています。
近年では、たばこによる健康被害が問題視され、これにより増加している医療費を補うために増税します、などの理由が上げられることもあります。
いずれにしても、1箱430円のうち300円が税金という本体の原価をはるかに上回る税金がかかっているタバコは、日本国内においては異常な商品と言えるでしょう。

タバコは、まさにお金に火をつけて燃やすような贅沢な商品ともいえるかもしれません。

金銭的な価値を考えてみましょう

タバコはもちろん、健康にも悪影響を及ぼしますが、財布にも決して優しい商品ではありません。また、わずかな期間のうちに驚くほどの値上がりをしている商品でもあります。

せめて実際の商品を良くするための値上げであればあきらめもつきますが、値上げは税金の増額により起こっていますので、商品そのものには何ら改変はないのです。じっくり考えてみれば、タバコという商品があきれるほどにムダな買い物だということにも気づけるのではないでしょうか。

さらに、これだけの税額がかけられているのにも関わらず、今後も値上がりすることはあっても、決して価格が下がることはないと予想されます。

タバコが実際の商品価値よりはるかに高額で売買される贅沢品であること、また1箱購入するたびに、とんでもない額の税金を支払っているということをしっかり認識する必要があります。

禁煙で余ったお金の使い道を考えましょう

もしも、貴重なお金を、国の借金の肩代わりのために使い続けたいというならば禁煙は必要ありませんが、もっと有効な使い方をしたいと思うのであれば、少しずつ本数を減らす努力をすると良いでしょう。

430円のタバコを1日1箱吸った場合、1ヶ月では13,000円程度の出費となります。これを2日で1箱に減らすだけで、6,500円もの金額が手元に残るようになります。1年間続ければ、78,000円ものお金が手元に残りますが、これだけあればちょっとした旅行に行くことが可能となります。
また、たまには高級なレストランで豪勢な食事をすることだって可能です。

いきなりの禁煙は難しいかもしれませんが、徐々に本数を減らし、浮いたお金を貯金箱に入れるなど、お金が増えていくのを目の当たりにすれば、減煙は比較的成功しやすいようです。
さらに、実際に浮いたお金を使って、月に1回は自分の好きなことを思いっきりすれば、モチベーションも維持し続けることが可能ではないでしょうか。


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